ブログ 小中学校のデジタル教科書導入について 文部科学省は令和6年度(2024年4月)から、小学校5年生から中学校3年生を対象に英語科目をデジタル教科書にして全国一斉に配布します。当分は紙の教科書と併用するとのことですが、令和7年度から算数・数学など他の教科も増やしていく予定です。 学省は令和6年度(2024年4月)から、小学校5年生から中学校3年生を対象に英語科目をデジタル教科書にして全国一斉に配布します。当分は紙の教科書と併用するとのことですが、令和7年度から算数・数学など他の教科も増やしていく予定です。 デジタル教科書の画面には様々な機能があり、スマホを使い慣れた子供たちにとっては、学習意欲や興味の沸く教材であることは確かなようです。日本人が苦労する英語の発音やアクセントなどの音声が教科書画面から聞けるというのも素晴らしい教材だと思います。 しかし問題は、国が配布するのはクラウド版のみということです。ダウンロード版は出版社によっては用意がなく、また、ダウンロード版を購入する場合は費用は自治体負担になります。 国が配布するクラウド版で教科書を見るときは常にWiFiでタブレットPCとインターネットを接続していなければなりません。その間、生徒はWiFiルーターからの電磁波に晒されていることになります。頭蓋骨や脳の発育途中にある児童にとって、大人よりも危険なことだと思えます。デジタル教科書を使用するのは小学5年生からとのことですが、WiFiの電波は教室の壁を通過して他の学年の教室にも届く可能性は強いです。 既にデジタル教科書が採用されている小中学校もありますが、電磁波の影響で体調不良を訴えて保健室に来る子供もいるようです。 今年1月に開催された日本教職員組合(日教組)の研究全国集会(教研集会)では小中学生に1人1台配られたタブレットPCやWiFiなどが発する電磁波の危険性を訴えるリポートが発表されています。 |